プロミスとノーローン、借りるならどっち?徹底比較
消費者金融のひとつでもあるプロミス。知名度も高く、CMでも度々目にする機会が多いものです。
そして最近「1週間無利息」というサービスで有名となったノーローン。
借入を申し込む際、どこの金融機関を選んだらいいか、悩んでしまうものですよね。そんな時少しでもお役に立てたらと、今回はプロミスとノーローンどちらがお得なのか、徹底的に比較してみました。
1.プロミス
プロミスという言葉はよく耳にするため、それを会社名と勘違いしている方が多いかもしれませんが、この「プロミス」と言う名前は、社名ではなくサービス名のことです。
プロミス会社情報
三井住友フィナンシャルグループの子会社、「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」と言うのが正式名称です。プロミスはサービス名です。
プロミス審査基準
プロミスの申込対象者は「20歳~69歳までの安定した収入のある方」となっています。
銀行の子会社であっても、消費者金融に変わりはないので、総量規制の対象となってしまいます。その為、収入のない専業主婦や無職の方は借入申し込みが出来ません。
しかし、パートやアルバイト、派遣社員や契約社員、自営業などでも、収入があれば、申し込むことが可能です。
申し込み方法
・インターネット
・プロミス自動契約機
・店頭窓口
・電話
・三井住友銀行ローン契約機
・郵送
<借入限度額>限度額1~500万円
<返済方式>残高スライド元利定額返済
<貸付利率>4.5%~17.8%
<遅延利率>20.0%(実質年率)
<店舗数>18
<自動契約機の設置数>1167
プロミスカードローンのメリット
無利息期間がある
新規顧客のみ借入日の翌日から30日間無利息期間となります(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)。アコムやレイクの無利息期間は契約日の翌日から数える場合もあるので、借入日翌日から計算してくれるこのプロミスの制度は良心的ですね。
近々確実な入金予定があり、その日まで短期で借入したいという場合には、この無利息期間の制度を利用すると返済するのも借りた元金のみでいいのでお得です。
借入を知られることのない配慮
来店時間が長くなったり、自動契約機の前にいることが他の人の目に触れてしまうと、どうしても知られたくない人に借り入れの事実を知られてしまうことがあります。
こういったリスクを回避するために、インターネット申し込みをして、審査までを終わらせてから自動契約機で契約を行うという申し込み方法を勧めています。
この方法を利用すると、来店時間短縮となり、更に三井住友銀行のローン契約機であれば、ブースの中は外から見えない仕組みになっているので、安心して手続きを行えます。
即日融資可能
平日の14時までに契約を完了させた場合、即日融資可能となります。最短で、1時間で融資完了の場合もあるので、スピード重視する方には助かることでしょう。
また、三井住友銀行かジャパンネット銀行の口座を持っていて、その口座への振込依頼であれば24時間振り込み可能です。
金利の低さ
銀行は15%未満のところがほとんどなので、そこから比べるとプロミスはそれ程金利が低いわけではありませんが、通常、消費者金融は上限18%のところが多いので、他の消費者金融と比べると上限が約0.2%低いと言えます。
返済手数料無料
インターネットバンキング対応の口座(三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行、みずほ銀行、楽天銀行)を持っている場合、24時間、365日いつでも手数料無料で返済可能です。
プロミスカードローンのデメリット
提携ATMの手数料
プロミスと三井住友銀行のATMを利用するときには手数料はかかりませんが、それ以外の提携ATMを利用する際には、1万円以下の場合は108円、1万円を超える場合は216円の手数料がかかってしまいます。
消費者金融特有のデメリット
やはり銀行カードローンに比べると金利は高い傾向にあります。また、限度額も銀行ローンに比べると少ないですし、総量規制法に基づいた審査方法となってしまうので、収入のない方への貸し出しが出来ないなど、消費者金融だからこそのデメリットという部分は当然ありますが、全体的に見た時に、目立ったデメリットがないのが、プロミスです。
業績も順調に伸びていますし、知名度も高いことから、今後も安心して利用できる消費者金融でしょう。
2.ノーローン
ノーローンというのはあまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、他の金融機関にはない、「1週間なんどでも無利息」というサービスを提供しているということで、最近人気が集まっています。
ノーローンは、新生銀行の子会社、シンキ株式会社の運営する消費者金融です。
ノーローン審査基準
ノーローンの申込対象者は、「20歳以上69歳までの安定した収入がある方」としています。
消費者金融なので、総量規制法に基づいて審査が行われます。そのため、収入のない専業主婦や無職の方は借り入れ申し込みができません。
しかし、安定した収入があれば、パートやアルバイト、派遣社員や契約社員、自営業の方でも申し込みは可能です。
ノーローン申し込み方法
・インターネット(パソコン、スマートフォン、携帯電話)
・自動契約機
・電話
<借入限度額>限度額1~300万円
<貸付利率>4.9%~18.0%
<遅延利率>20.0%
<自動契約機の設置数>796(レイクの自動契約機と共同)
<返済方式>残高スライドリボルビング返済方式
残高に応じて返済額が変わっていきます。残高が少ないと返済額もそれに応じて減るので、負担は減っていきますが、借入期間が予定より長引いてしまう場合があります。
ノーローンのメリット
借入日の翌日から、なんどでも1週間無利息
何と言っても、他にはない「何度でも1週間無利息」サービスですね。
例えば給料日の1週間前のピンチを乗り切るために利用し、給料が入ってすぐに返済完了すると、無利息で借入したことになります。新規顧客だけではなく、何度でも利用可能なので、毎月同じような利用方法を行っていれば、借入しているのに、利息がゼロのままと言う状態を保てます。
24時間365日借り入れと返済可能、手数料無料
楽天銀行の口座を持っていると、24時間365日、手数料無料で融資もしくは返済を行うことができます。さらに利息の返済に応じて楽天のポイントも貯まっていくので、お得です。
即日融資
ノーローンの場合、インターネットから申し込みを行い、12時30分までに審査が終了すれば、即日融資可能となります。また、楽天銀行の口座があれば17時までに審査完了すると即日融資可能となります。
返済は自動引き落とし
返済は利用者の指定する口座から自動引き落としとなります。忘れがちな返済も、自動で落ちてくれると遅延する心配がありませんね。
提携銀行がたくさんある
提携している銀行が多いので、利用できるATMも当然たくさんあります。利用するには便利です。
ノーローンのデメリット
利用手数料がかかる
レイクのATM以外の、提携ATM利用時は手数料がかかってしまいます。
1万円以下の場合・・・108円
1万円を超える場合・・・216円
限度額が低い
通常、消費者金融では限度額500万円としているところがほとんどです。しかし、ノーローンでの限度額は300万円と低く設定されています。他社からの借り入れを1本にしたい等のおまとめローンは、限度額が低いため不向きでしょう。
プロミスとノーローンのメリット・デメリット部分を比較すると、全体的にはプロミスの方が利用しやすいように感じられます。限度額もノーローンより200万円高いですし、三井住友銀行かジャパンネット銀行の口座を持っていれば、24時間振り込み可能となります。
また、初回だけですが、30日間と長い期間無利息になるので、お得ですね。
しかし、ノーローンの売りでもある、「何度でも1週間無利息」と言うのは、使い方によってとてもお得になるシステムです。毎月給料日前にはどうしてもいくらか必要になる、など、1週間で必ず返すことが出来る借入であれば、ノーローンを利用した方がいいでしょう。
状況や使い道に応じて、金融機関を選んでいくことも大切です。