ヤミ金の手口と一番狙われやすい人の特徴

ヤミ金の手口と一番狙われやすい人の特徴
ヤミ金とは、法律で定められている利率以上の金利でお金を貸し、脅迫や暴力などの違法な取り立てを行っている悪質な金融業者のことです。

ヤミ金と聞くと、自分とは関係のない遠い世界の話だと思うかもしれませんが、スポーツ新聞の広告欄やダイレクトメール、コンビニに売られるような雑誌等、私たちが普段目にするようなところで、堂々とヤミ金の勧誘は行われています。

有名な雑誌に載っていたから、新聞に掲載されているからと、安易に名前も知らないような金融業者を信用してしまうと、いつの間にかヤミ金の被害にあっていたなんてことになりかねません。

では、ヤミ金に狙われやすい人とは、どんな人なのでしょうか、また、ヤミ金の具体的な勧誘手口にはどんな方法があるのでしょうか。


ヤミ金に一番狙われやすい人

多額の借金をして他の金融機関で借り入れが不可能な人

まず、ヤミ金に一番狙われやすい人というのは、すでにたくさんの金融業者から多額の借金をしており、法的金利で貸し付けを行っている金融機関からそれ以上の借り入れができなくなっている人や、以前に金融トラブルを起こし、ブラックリストに載っているような人たちです。

これらの一般金融機関での借り入れができない切羽詰まった状態の人は、ヤミ金とわかっていながら、法外利息のヤミ金に申し込みをしてしまいます。

普通に考えて、すでに返済能力のない多重債務者にお金を貸し付けても、回収ができないのではないかと思うかもしれません。

しかし、そのような考え方は、法律を守るつもりのないヤミ金には関係なく、ヤミ金はあらゆる手段を使って、ボロボロの債務者から回収しようとしてきます。

中小企業経営者や個人事業主

次に、ヤミ金の被害に遭いやすいのは、意外にも中小企業経営者や個人事業主といった事業を行っている人たちです。

会社の経営がうまくいかず、銀行から借り入れができなくなってしまった事業者や、これから会社を作ろうと思っている事業者が、銀行から必要な額の融資を受けられなかった事業者などが、主にヤミ金のターゲットとなります。

どうしてもお金が必要な状況に陥った時、その情報を仕入れたヤミ金業者に声をかけられ、多くの場合がヤミ金とは知らずに、法外利息で契約してしまうのです。

お金がなければ経営や起業ができないという危機的状況の中、すぐ融資してくれるという金融機関があれば、多少内容が怪しいと思ったとしても、つい目先のことにとらわれて借りてしまう、そんな追い詰められた業者の心理をヤミ金は狙ってきます。

では、多重債務者でもなく、事業主でもない一般の人間には、ヤミ金の手はおよばないのでしょうか。

答えはノーです。


主婦や年金暮らしの老人

借金の全くない主婦や年金暮らしの老人でも、ヤミ金の被害にあう可能性があります。

例えば、収入のない主婦が夫にばれないように借金をしようと思い、ヤミ金のように審査の必要がない相手に借りるという考えを思いつくかもしれません。

また、年金暮らしの老人の年金を担保に法外な利息でお金を貸すようなヤミ金の手口も報告されています。

最初は少額の借り入れだったはずが、あっという間に金利が膨れ上がってしまい、ヤミ金からヤミ金を紹介されて、いつの間にか多重債務者になっていたというケースも多いのです。

このように、ヤミ金の悪手は、一般人から事業者まで幅広く及んでいますが、その勧誘手口を知っていれば、ほとんどの場合、危険を回避することができます。


ヤミ金の手口

チラシやダイレクトメール

まず、最も多いヤミ金の勧誘の手口は、無作為に配られるチラシやダイレクトメールです。ほとんどの場合が直接ポストへ投函されているため、住所記載のない無名の金融機関のチラシは、ほぼ怪しいと思ってよいでしょう。

しかし、これとは別に、きちんと郵便物としてダイレクトメールが届くケースがあります。主に、ヤミ金業者にお金を一度でも借りたことがある人や、借り入れがたくさんある人などが対象です。

ヤミ金は、より効率の良い勧誘のために名簿業者から、個人情報を買い取っています。その情報を元にヤミ金を利用する可能性のある人間を常に分析し、ターゲットを探しているのです。

稀にですが、お金にかかわるトラブルがない人でも、個人情報が洩れていれば、直接ダイレクトメールが送られてくる場合があります。

ヤミ金の悪手から逃れるためにも、普段から個人情報の取り扱いには注意しておきましょう。


電話による勧誘

また、電話による勧誘もほぼヤミ金だと思ってよいでしょう。個人情報漏えい問題が厳しくなったことから、大手金融機関では電話による新規勧誘を行っていません。


新聞や雑誌の広告・インターネット

そして、最も注意したいのが、新聞や雑誌に掲載されている広告や、インターネットサイトによる勧誘手口です。

大手新聞社では広告審査が厳しく、ヤミ金の広告が載るようなことはありませんが、スポーツ紙やギャンブル系雑誌などで、ヤミ金の広告が出ている場合があります。

新聞や雑誌に掲載されているから、安全な金融機関だと考えてはいけません。

もし、自分が利用しようと思う金融機関がヤミ金かどうか調べたいならば、インターネットによる検索が簡単で便利です。

ヤミ金業者について詳しくまとめてあるヤミ金データベース等を利用してもよいでしょう。

このページの先頭へ