マイカーローン審査の必要書類

マイカーローンを申し込むにはいくつかの必要書類を提出する必要があります。いざ審査を受ける段階になってから慌てて必要書類を揃えたのでは時間がかかってしまうため、前もって準備しておけば申し込みがスムーズに運びます。

ではマイカーローンを申し込むにあたって求められるものにはどのようなものがあるのでしょうか。主な必要書類についてご紹介します。

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マイカーローン 主な提出書類

マイカーローンの申し込みに必要となる書類には、おおむね次のようなものが挙げられます。

・本人確認書類
・収入証明書類
・資金使途確認資料
・その他の書類

※それぞれの細かな内容についてはマイカーローンを申し込む業者によって違いがあります。ここでご紹介するのはごく一般的な例で、金融機関によっては不必要なものや、また別の書類が必要になるケースもあります。詳しくはお申し込みになるローン業者にご確認ください。

本人確認書類

本人確認書類として有効なものに、

・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード

などがあります。これらの提出は、実際にはコピーで構いません。いずれも顔写真、自宅の住所がわかるもので、確かに本人が申し込んでいると証明できるものが相当します。各種健康保険証や個人番号カード(マイナンバーカード)、住民票の写しなどで代用できるケースもあります。

また、外国籍の方は在留カード、住民票、住民票記載事項証明書、特別永住者証明書のいずれかが求められるケースがほとんどです。

補助的な書類が必要になるケースも

当然のことですが、上記の書類は現在有効であるものに限ります。もし書類に記載されている住所と現住所が異なる場合、もしくは本人確認書類に顔写真がない場合には、それを補助するものとして追加書類が必要になるケースがあります。

追加書類としては、次のような書類が認められるのが一般的でしょう。

・印鑑証明書
・住民票の写し
・納税証明書
・公共料金(電気・ガス・水道・NHK・固定電話代金など)の領収書
・年金手帳
・母子健康手帳

印鑑証明書、住民票、納税証明書は発行日より6ヶ月以内のもの、公共料金の領収書は直近のもののみが有効です。

収入証明書類

年収はマイカーローンの契約の可否や金額を左右する重要なポイントです。そのため、もちろん自己申告ではなく、年収を客観的に証明できる書類の提出が必要になります。

収入を証明できる書類としては次のようなものがあり、このうちのいずれか1つの提出が求められます。

<給与所得者>
・直近1期分の源泉徴収票
・直近1期分の所得・課税証明書
・直近1期分の住民税課税決定通知書

<個人事業者>
・直近1期分の確定申告書
・直近1期分の納税証明書(その1、その2)

源泉徴収票は職場で発行されます。ほとんどの場合、社印のあるものでなければ認められません。

所得・課税証明書、住民税課税決定通知書は市町村役場で、確定申告書、納税証明書は税務署で発行されます。

収入証明書類がいらないマイカーローンも?

収入証明書類はローン業者により、

・借り入れを申し込む全ての方が提出しなければならない
・借り入れ額が一定以上の方のみ提出が必要で、あとの方は原則として不要

という2つのケースがあります。つまり、収入証明書類がなくてもマイカーローンを申し込める場合があるということです。実際のマイカーローンではどうなっているのかを見てみましょう。

■収入証明書類は必要?不必要?

三菱UFJ銀行 マイカーローン 借入金額が201万円以上の場合に必要
三井住友銀行 マイカーローン 必須(金額に関しての記載なし)
りそな銀行 マイカーローン 申し込み金額が50万円を超える場合に必要
横浜銀行 マイカーローン 申し込み内容により必要(金額に関しての具体的な記載なし)
みなと銀行 マイカーローン 申し込み金額が500万円以下の方は原則不要
北陸銀行 マイカーローン 申し込み金額が50万円以下の方は原則不要
住信SBIネット銀行 MR.自動車ローン 仮審査承認額が100万円を超える場合に必要
損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン 審査時に必要になる場合がある」との記載

 

書類の提出を求められないからといって嘘の年収を申告するのは問題外ですが、審査で収入面に不安のある方、書類を揃えるのが困難な方は、提出の必要のないマイカーローンを選ぶというのもひとつの戦略だと言えそうですね。

資金使途確認資料

マイカーローンは資金の使いみちが限定されているローンです。そのため、実際に自動車をいくらで購入するのかを証明できる書類が必要になります。

最終的に金額が確定する正式な書類は「売買契約書」ということになるのですが、マイカーローンを申し込む段階ではまだ売買契約が成立していないことがほとんどでしょう。

そのため、見積書や注文書、場合によってはカタログやパンフレットなどでも資金使途確認資料として受け付けてもらえるのが一般的です。

ただしその場合には、後日ローンを正式に契約するに際して、改めて売買契約書の提出が求められます。

その他の書類など

貸金業者やマイカーローンの契約内容によっては本人確認書類、収入証明書類、資金使途確認資料以外にも書類を用意しなければならないことがあります。

申込書

その業者独自の申込書の提出が必要なケースがあります。申込書は店頭窓口で入手、もしくは公式サイトからダウンロードできることが一般的ですが、手に入らない場合には電話や郵便で請求することも可能です。

返済時の手続き関連

ローン返済時に使用する銀行口座の番号や届け印、通帳などが必要になることがあります。特に銀行のマイカーローンでは、その銀行の口座を持っていることが必須条件というケースが多々あります。

口座を持っていない場合にはあらかじめ開設しておくとその後の手続きがスムーズですが、窓口でのローン手続きの際に一緒に行うことも可能です。

連帯保証人の必要書類

連帯保証人が求められた場合には、連帯保証人となる方の本人確認書類や収入証明書類も必要になります。

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マイカーローンの必要書類は審査のどの段階で必要?

マイカーローンの申し込みから契約までの流れはおおむね次のようになります。

1.仮審査
 ↓
2.申し込み
 ↓
3.本審査
 ↓
4.契約

仮審査はあくまでも簡易的なもので、自己申告した内容を元に審査されます。個々の内容を見るというよりも、属性から見た一般的な例に照らし合わせて判断するだけのものです。

それに対してマイカーローンの本審査はひとりひとりの現状や過去の借入状況などを詳しく調べます。本人確認書類や収入証明書類などの内容は、そのための客観的な資料となるものなので、申し込みの段階で提出するということになります。

申し込みの内容によっては、本審査が始まってから追加の書類の提出が求められることもあります。

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マイカーローン 必要書類の提出方法は?

書類を提出する方法には、

・業者の店頭窓口
・郵送
・インターネットでアップロード
・FAX

などが考えられます。

以前は店頭窓口に直接持って行ったり郵送で提出したりという方法を取ることが多かったのですが、最近は手続きが全てネットで完結するマイカーローンも増えてきました。

インターネットでの提出方法は、スマホなどのカメラで書類を撮影して、指定のページ等からアップロードするというのが一般的です。わざわざ営業時間内に店舗に赴く必要がなくなり、大変便利になりました。

また、中にはFAXでの提出を受け付けている貸金業者もあります。郵送だとどうしても時間がかかってしまって困るという方は、FAXを利用するのも良いでしょう。

ディーラーで提携しているクレジットを申し込む場合には、そのまま書類を準備してからディーラーに足を運べばOKです。難しい手続きは何もなく、そのままディーラーでローンを申し込むことができます。

基本的にディーラーでのクレジットは申し込み手続きがとても楽。審査にかかる時間も短く、平日・祝祭日問わずその日のうちに手続きが完了してしまいます。

逆に銀行のマイカーローンは提出書類が多く、手間もかかる傾向にあります。場合によっては店頭に何度も足を運ばなければならないこともあるでしょう。

しかし、ディーラーのクレジットは金利が高く、銀行のマイカーローンは低金利。審査の手間とはほぼ反比例の関係にあります。マイカーローンを申し込みの手軽さで選ぶのか金利で選ぶのか、ぜひご自身のライフスタイルの合わせて比較検討してみてください。

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