住宅ローン審査の必要書類は?

住宅ローンは申し込む前に、利用可能かどうかの事前審査(仮審査)を受ける必要があります。事前審査に通過することが出来ると、その後さらに住宅ローンの本審査に進むことになります。

住宅ローンの事前審査も本審査の申込みは、取得する住宅に関する資料や申し込み者の収入などがわかる書類を準備し、金融機関に提出しなければなりません。

今回は住宅ローンの審査に必要な書類について、詳しく解説していきます。

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住宅ローンの事前審査(仮審査)

住宅ローンを利用する場合、事前審査(仮審査)と本審査の、2回の審査に通過する必要があります。

事前審査はその名の通り、申し込む前(事前)に行われる審査です。事前審査に通過することができると、住宅ローンの本審査に進むことが出来ます。

住宅ローンの本審査を受けるためには、物件や申し込み本人に関する詳しい情報がわかる書類をたくさん準備しなければなりませんが、事前審査はまだ申し込み前の段階なので、すぐに用意できるような簡単な書類だけで臨むことが出来ます。

金融機関によって必要書類に若干違いはありますが、ここでは一般的な銀行の事前審査に必要な書類をご紹介していきたいと思います。

住宅ローンの事前審査(仮審査)の必要書類

住宅ローンの事前審査の場合、提出する書類は全て写しで構いません。ただし、健康保険証や運転免許証などは、特に書き込んでいる事項がなくても裏面の写しも用意しておいた方がいいでしょう。

①事前審査申し込み書

住宅ローンの審査を依頼したい金融機関や不動産会社からもらうことが出来ます。申し込み書に必要事項を記入して提出しましょう。

②本人確認書類

運転免許証や健康保険証等、本人の確認ができるものを用意し、表と裏両方の写しをとって提出しましょう。

③住民票

家族全員の記載があるもので、マイナンバー記載がないものを用意しましょう。

④収入証明書

サラリーマンの場合は源泉徴収票の直近1年分が必要になります。個人事業主の場合は、直近の確定申告書が必要です。

⑤印鑑

実印ではなくても、認印で可能です。ただし、シャチハタは不可となります。

⑥物件資料

物件のチラシや、パンフレット、売買契約書、見積書、間取り図など、物件の情報がわかるものの写しで構いません。

⑦会社決算書(自営業の場合)

自営業の場合、金融機関によっては、会社決算書の直近3期分のコピーが必要になることもあります。

⑧返済予定表

マイカーローンなど、住宅ローン以外のローンを組んでいる場合は、その返済予定表も用意しておきましょう。

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住宅ローン事前審査(仮審査)書類提出後の流れ

①書類提出

書類を提出後に、住宅ローンの事前審査が開始されます。

②在籍確認

事前審査の中には、「在籍確認」もあります。

申し込み書に記載された勤務先に本当に申し込み者が勤めているのか確認するため、金融機関から勤務先へ電話確認が行われるのです。

在籍確認の電話に本人が出ることが出来れば確認終了となるため、確実に会社にいる時間帯などを伝えておくと安心かもしれませんね。

③3営業日前後で審査終了

提出した書類に不備があった場合は、再度来店や電話などで確認し直す必要が出てきてしまうので時間がかかってしまいますが、きちんと書類が準備されていると、だいたい3営業日~4営業日程度で審査が完了します。

住宅ローンの仮審査「ネット銀行」の場合

ネット銀行の場合は、店舗のある銀行とは少し仕組みが違ってきます。住宅ローンの事前審査そのものがないネット銀行もありますし、事前審査に書類を提出する必要がない場合もあります。

新生銀行・・・事前審査等の予備審査なし。
ソニー銀行・・・書類提出不要、最短60分で審査完了。
イオン銀行・・・書類提出不要。
楽天銀行・・・書類提出不要。

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住宅ローンの本審査

住宅ローンの本審査は、ローンに対する本格的な審査となります。事前審査に合格し、申し込む金融機関が決まったら、申込書と同時に必要書類を準備して提出しましょう。

住宅ローン本審査の必要書類

事前審査では住民票など写しでよかった書類も、本審査になると原本が必要になってくることが多いです。

ただし、写しか原本かは金融機関によっても違ってくるので、申し込む予定の金融機関に確認しておきましょう。

①ローン借り入れ申し込み書

事前審査に通過すると、金融機関から受け取ることが出来ます。申し込み書に必要事項を記入し、提出しましょう。※金融機関によっては、事前審査の段階で提出しなければならない場合もあります。

②個人情報の取り扱いに関する同意書

こちらも金融機関によっては事前審査で提出する場合もありますし、本審査で提出する場合もあります。金融機関から受け取り、必要事項を記入し、指示通りに提出しましょう。

③本人確認書類

収入合算やペアローンなどを利用する場合は、申し込み本人と収入合算者や連帯保証人、それぞれの本人確認書類が必要になります。

・運転免許証 写し(有効期限内のもので、表裏両方の写しを準備)
・健康保険証 写し(発行元と印章がはっきりと写っているもので、表裏両方の写しを準備)
・パスポート 写し(日本国政府発行のもので、最終ページの写しも用意しておくこと。最終ページの所持人記入欄に住所の記入があること)
・特別永住証明書、在留カード 写し(公印がしっかり見えるもので、裏面に記載がある場合は裏面の写しも用意)

④収入証明書

収入合算やペアローンなどを利用する場合は、申し込み本人と収入合算者や連帯保証人、それぞれの収入証明書が必要になります。また、個人事業主か給与所得者かによっても提出書類が違ってくるので注意しましょう。

<給与所得者の場合>
・源泉徴収票(直近のもの)
・住民税決定通知書、住民税課税証明書(直近のもので、給与総額が記載されているもの)

<会社役員の場合>
・源泉徴収票(直近のもの)
・住民税決定通知書、住民税課税証明書(直近のもので、給与総額が記載されているもの)
・会社決算書(直近3期分)

<個人事業主の場合>
・確定申告書(直近3期分)
※収支内訳書や青色申告決算書がある場合は一緒に提出します。
・納税証明書(直近3期分)

給与所得者や会社役員の方でも、確定申告している場合は確定申告書と納税証明書が必要になります。

⑤住民票

家族全員分の名前が記載されている、マイナンバー記載なしの、3か月以内に発行されたものを用意しておきましょう。こちらは、申し込み時ではなく、契約時に必要となる金融機関もあります。

⑥印鑑登録証明書

印鑑登録証明書も、申し込み時ではなく、契約時に必要となる金融機関もあります。

⑦実印

印鑑登録している実印を持参しましょう。

⑧団体信用生命保険申込書兼告知書

金融機関から受け取る書類です。必要事項を記入し提出しましょう。

⑨物件関連書類

中古物件か新築か、一戸建てかマンションかなどによって必要書類も違ってきます。必要に応じて、以下のような書類を用意して提出しましょう。

・売買契約書(収入印紙が貼付されているもの。売主、買主の署名、捺印、契約日のあるもの)
・重要事項説明書(売主、買主の署名、捺印、契約日のあるもの。印紙が貼付されているもの)
・請負契約書、見積書
・パンフレット、チラシなど(物件の間取り等がわかるもの)
・住宅地図(物件の土地や場所、形状がわかるもの)
・建築確認済証、建築確認通知書
・建築確認申請書(1~6面まで全て)
・建物配置図、各階平面図、立面図(建築確認申請書に添付されるもの)
・検査済証(指定確認検査機関の押印済みのもの)
・工事請負契約書(収入印紙が貼付されているもので、注文者と請負者の署名、捺印があるもの)

※その他、以下の様な場合は追加で書類が必要になります。

・前年以降に勤務先や勤務状況が変わった場合・・・直近3か月分の給与明細書、直近1年分の賞与明細書
・転職や会社役員に就任後3年未満の場合・・・職歴書(転職前の勤務先などがわかるもので、その他の職歴や転職理由なども記載したもの)
・国家資格を持っている場合・・・直近の国家資格証明書
・住宅ローン借り入れ額が5000万円を超える場合・・・健康診断証明書

 

住宅ローン本審査 書類提出後の流れ

①書類提出

提出後、本格的な住宅ローンの審査に移ります。

②審査結果の連絡

住宅ローンの本審査の申し込みをしてから、約2週間~3週間程度で回答が来ます。本審査に通過することが出来ると、契約に移ることになります。

③契約&融資実行

住宅ローンの正式な契約を交わすと、その契約日に融資実行が行われます。そのため、売り主や金融機関と相談し、前もって契約日(実行日)を決めておく必要があります。

契約日にその時点での利率が金融機関から伝えられ、適用金利がわかります。

実行する際はその金融機関の通帳が必要になるため、この日までに口座を開設しておきましょう。(金融機関によっては、契約と同時に口座開設手続ができる場合もあるので、金融機関に確認しておきましょう)

融資実行後、所有権移転登記や抵当権設定登記が行われます。ここで初めて借り入れが成立し、物件のカギを手に入れることができるのです。

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住宅ローン借り換えの時の必要書類

住宅を取得した時に申し込むのではなく、他行からの借り換えで住宅ローンの申し込みをする場合は、上記の書類の他に、以下の様な書類が必要になります。

現在利用中の住宅ローン返済予定表

現在の住宅ローンの残高と直近6か月分の返済が確認できるもので、さらに金融機関名、借入日、借入金額、期間が記載されているものを用意しましょう。

住宅ローンの返済用に使用していた預金通帳

過去1年分の通帳の写しを用意しておきましょう。通帳がない場合は、入出金、名前、口座番号が確認できるものでも構いません。

物件情報

購入時の売買契約書や重要事項説明書、登記簿謄本、土地公図、地積測量図など、物件の概要がわかる書類も準備しておきましょう。

<まとめ>
住宅ローン審査に必要な書類は金融機関によっても違ってきますし、勤務形態や購入する物件が新築なのか中古なのか、一戸建てかマンションかによっても違ってきます。

ここでご紹介した書類は一般的な金融機関で必要となるものですので、これを参考にしながら、実際に住宅ローンに申し込みする金融機関の指示に従って準備しましょう。

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