奨学金の提出書類は?

日本学生支援機構の奨学金の必要書類、大学独自の奨学金の必要書類、自治体の奨学金の必要書類、民間団体の奨学金の必要書をそれぞれ解説します。


奨学金の申請に必要な書類

奨学金は学校を通じて申し込みますが、申し込む際にはいくつかの書類が必要になります。
当然のことですが、どの書類も提出もれがあると手続きできなくなります。記入漏れなどもいけません。

提出前には用意漏れ、記入漏れ等ないように、しっかりと確認しましょう。

ほとんどの奨学金に共通して必要となる書類としては、それぞれの奨学金用の申込用紙の他、成績証明書や家庭の所得証明書があげられます。

日本学生支援機構の奨学金の必要書類

予約採用の必要書類

日本学生支援機構の奨学金を予約採用で申込するには、以下の書類が必要になります。

必要書類は、「申込みのてびき」の冊子中央に挟まれてある「様式集」から切り取って使用します。

「洋式集」は日本学生支援機構のHPからもダウンロードできます。

各詳細は「申込みのてびき」に書いてありますので、よく照らし合わせながら間違いのないように準備・記入してください。

1)提出書類一覧表
提出する全書類の一覧表です。全部の書類を揃え終えたあとに記入しましょう。申請者全員が提出します。

2)給付奨学金確認書または貸与給付金確認書
予約採用に申し込む人が機構の規程に従うことを確認するための書類で、申し込む奨学金が給付型と貸与型とで用紙が異なります。

3)家計状況申告書
学生の家庭の家計状況を申告するための書類です。申請者全員が提出します。

まず、世帯人員とその中から家計支持者を確認します。家計状況申告書は、その家計支持者に確認しながら作成していきます。

4)収入に関する証明書類
家計状況申告書を作成することで、各世帯ごとで用意する書類がわかります。収入に関する書類は、以下のようなものになりますので、自分がどの書類が必要なのかを確認し、家計支持者がそれぞれ必要書類を取得しましょう。書類の取得には時間がかかる場合もありますので、早めに用意しておくと安心です。

・年収証明書 または 給与明細書(指定年の一年分)のどちらか
・年収(見込)証明書 または 給与明細書(直近3ヶ月分)のどちらか
・帳簿
・傷病手当金通知書
・雇用保険受給資格者証(→提出不要)
・年金振込通知書等
・生活保護決定通知書等(→提出不要)
・祖父母からの援助の証明書
・公的手当の通知書等
・退職、廃業の証明書
・社会的養護を必要とする人の証明書

5)特別控除に関する証明書類
次にあげる特別な事情がある世帯では、家計支持者の収入額から「特別控除」の額を差し引いた金額で審査を受けることができます。

・母子、父子家庭
・障害のある方がいる世帯
・家計支持者が単身赴任している世帯
・長期療養者がいる世帯
・災害または盗難などの被害を受けた世帯

6)給付奨学金申込資格に関する証明書類
給付型の奨学金に申込みをする人は、在籍している学校から申込むための資格の有無の確認が必要です。「給付奨学金申込資格に関する証明書類」は申込者が有資格者であることを証明するための書類です。

申込者の世帯状況により、提出書類は異なり、その発行元も異なっています。注意する点がありますので「申込みのてびき」をよく読み間違えないようにしましょう。

7)マイナンバー提出書等
予約採用の申込みをする際は、申込者と家計支持者ともにマイナンバーの提出が必要となります。家計支持者が2人いる場合は2人とも必要です。

マイナンバーは、スカラネットで申込の入力をしたあとに、「マイナンバー提出書」に申込者と家計支持者のマイナンバーを記入し、身元確認ができる書類と申込者と家計支持者のマイナンバーを確認できる書類と一緒に機構へ直接提出します。この方法以外での提出はできませんので気をつけましょう。

また、提出期限がスカラネットから申込の入力をしてから1週間以内、と短いので、申込をする前に必要になる書類は用意しておくと安心です。

<参考>:申込みのてびき

在学採用の奨学金の必要書類

日本学生支援機構の奨学金を在学採用で申込するには、以下の書類が必要になります。取得に時間がかかるものもありますので、余裕を持って準備しましょう。

1)確認書兼個人信用情報の取り扱いに関する同意書(確認書兼同意書)
2)スカラネット入力下書き用紙
「奨学金を希望する皆さんへ」内に挟み込まれています。

3)収入に関する証明書類
全員必須書類です。
この書類の提出は、申込者の家計支持者が用意します。必要になる書類は各世帯ごとで異なります。収入に関する証明書類は以下のようなものがありますので、各自該当する書類を確認し準備しましょう。

・源泉徴収票のコピー
・年収見込証明書 または 新勤務先の直近3ヶ月以上の給与明細のコピー
・所得証明書 または 非課税証明書
・税務署の受付印のある確定申告書(第一表と第二表)(控)のコピー または 受付印のある市区町村民税 または都道府県民税申告書(控)のコピー
・直近3ヶ月以上の帳簿等のコピー
・会社の給与支払明細書 または 去年一年間の年収証明書
・傷病手当金通知書のコピー
・雇用保険受給資格者証のコピー
・年金振込通知書のコピー あるいは 年金額改定通知書のコピー
・生活保護決定(変更)通知書のコピー
・援助の年額の証明
・通知書のコピー
その他詳細は「奨学金を希望する皆さんへ」をよく読み間違えないように用意しましょう。

4)特別控除に関する証明書類
該当者のみ書類します。
以下の条件に該当する場合は証明書類を提出することで特別控除を受けることができます。

・母子、父子家庭
・障害のある方がいる世帯
・家計支持者が単身赴任している世帯
・長期療養者がいる世帯
・災害または盗難などの被害を受けた世帯

5)本人の奨学金振込口座として利用する口座通帳のコピー
全員必須書類です。

6)学生本人の住民票(コピー不可)
7)(機関保証の場合)本人以外の連絡先がわかるもの
8)(人的保証の場合)連帯保証人の印鑑登録証明書
9)(人的保証の場合)保証人の印鑑登録証明書
10)(人的保証の場合で例外に該当する人を選任する場合)選任する人の資産等に関する証明書類

◇入学時特別増額貸与奨学金希望者
入学時特別増額貸与奨学金とは、公庫の「国の教育ローン」を利用できなかった人が利用できる制度です。

こちらを希望する人で学校から追加書類の提出の指示があれば以下のものを用意しましょう。

1)日本政策金融公庫「国の教育ローン」を利用できなかったことについて(申告)
2)日本政策金融公庫「国の教育ローン借入申込書(お客さま控え)」のコピー
3)融資できない旨を記載してある公庫発行の通知文のコピー
4)入学時特別増額貸与奨学金に係る貸与総額増額願
(第二種奨学金および併用貸与申込者のみ)
(用紙は学校から受け取ります。)
(人的保証制度を選択している場合は、連帯保証人・保証人の自署・押印(実印)と「印鑑登録証明書」も必要です。)

<参照>:奨学金を希望する皆さんへ

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その他の奨学金の必要書類

奨学金には日本学生支援機構のものが広く知られ利用されていますが、各大学独自のものや自治体、民間団体で行なっているものもあります。

ここでは、いくつかの奨学金を紹介しつつ、その申込書類に関してお知らせします。

大学独自の奨学金の必要書類

東京大学「東京大学学部学生奨学金」

東京大学学部学生奨学金申請書
調査書
担当者連絡先
収入等に関する証明書(家計支持者について提出する)

以上を用意し、各学校長経由で提出します。提出期限は在籍する学校ごとに設けてあります。個人での申請は一切できません。推薦者は各学校から1名です。

関係書類は東京大学ページ内にあるリンクからダウンロードしましょう。

早稲田大学「めざせ! 都の西北奨学金」

早稲田大学ページ内にあるリンクから申請書をダウンロードし記入して、申請期間に郵送します。

慶應義塾大学「学問のすゝめ奨学金」

申請書
推薦書
出身高校等の調査書
父母両方の所得証明書
収入に関する証明書
返信用封筒
以上を申請期間に郵送します。

申請書と推薦書は慶應義塾大学ページ内にあるリンクからダウンロードできます。

上智大学「上智大学新入生奨学金」

奨学金申込書
生活状況報告書
成績関係書類(コピー不可)
父母・本人・配偶者等の所得に関する証明書類
上記以外の所得に関する証明書類
住民票
就学者の在学証明書

以上を学生センター宛に郵送します。

受付期間は受験する学部学科により申請期日が異なりますので、大学HPにて確認し遅れないようにしましょう。

申込書等は上智大学ページ内にあるリンクからダウンロードしましょう。

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自治体の奨学金の必要書類

東京都 大田区奨学金貸付制度

必要書類の配布は申込受付時のみに行われています。このページを参照し、募集開始時期に申請書を受け取りましょう。

大阪府 貝塚市奨学資金貸付制度

奨学生願書
本人の住民票
保護者の住民票(本人と同一世帯のときは省略)
課税に関する証明書
納税に関する証明書
奨学資金変換計画書
返還に係る自動払込利用申込書(預金口座振替依頼書)

以上を願書受付期間に提出し申込みます。

<参照>:奨学資金貸付制度|貝塚市ホームページ

山口県 ひとづくり財団奨学センター大学・短大及び専修学校定住促進奨学金

予約奨学生願書
予約奨学生推薦長所(各学校が作成)
承諾書
住民票
最新の所得証明書
以上を在学している学校を経由して申請します。

書類はこのページの各種様式のリンクから該当のものをダウンロードしましょう。

今回この記事をまとめるあたり、自治体の奨学金制度を調べていたところ、大学等が独自の奨学金制度を増やしている一方、自治体等では以前は奨学金制度を設けていたところで近年制度廃止になっているなど、減少傾向があるように思えました。

自分が住んでいる地区で奨学金制度を設けているかどうかは、都道府県や市区町村のHPや、教育委員会等を調べてみてください。

民間団体の奨学金の必要書類

あしなが育英会

申請書
保護者の所得証明書
戸籍謄本
在学証明書

以上をあしなが育英会に郵送します。

申請書は在学している学校か、あしなが育英会から取り寄せる他、このページからダウンロードもできます。

コカ・コーラ教育・環境財団 奨学生

奨学生願書
奨学生推薦調書
成績証明書
家族の所得を証明する書類

以上を在学している学校長を通じて本人の住所がある該当の財団支部まで提出します。このページから詳細を確認してください。(募集期間のみ)

※このページの情報は2018年8月現在のものです。

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