ブライダルローンの審査基準や必要書類について

ブライダルローンの審査基準や必要書類
ブライダルローン(ウェディングローン)は、その名の通り、結婚式や披露宴に必要な費用を借りる為のローンです。ブライダルローンは、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど、目的ローンと呼ばれているものの一種で、銀行や消費者金融、信販会社の一部で取り扱っています。

ブライダルローンは、カードローンと違い、使う目的(利用使途)が決まっているので、審査の際に提出する書類や審査基準が異なります。

ここでは、ブライダルローンの審査に関する説明を行っていきたいと思います。

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ブライダルローン審査申込みに必要な書類

通常のカードローン審査時に必要な書類は、基本的に身分証明書と、借りる額によって必要になる収入証明書の2つだけです。消費者金融も銀行もこの2つの必要書類だけで審査に申し込むことができます。

一方、ブライダルローンの場合の必要書類は何なのでしょうか?

楽天銀行のブライダルローンを例にして説明したいと思います。

<楽天銀行のブライダルローンの必要書類>
▼身分証明書(運転免許証・健康保険証のどちらか)
▼収入証明書
・勤めている方(源泉徴収票・課税証明書・給与明細書のいずれか)
・自営業の方(課税証明書・確定申告書のいずれか)
▼資金使途確認書類
結婚式・披露宴の見積書、式場からの請求書、など金額が確認できる書類で「支払先」「金額」「支払対象者名」「利用目的」「作成日」のすべてが確認できるものです。
※発行から3か月以内
※すでに支払済みのものは不可

また、融資実行後にも、支払ったことが確認できる書類(領収証や振込控えなど)が必要になります。

例では、楽天銀行のブライダルローンを紹介しましたが、ほとんどの銀行、消費者金融でも必要書類は同じような感じです。銀行の場合は、返済用口座をその銀行で作らないとブライダルローンを利用できない所もあります。

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ブライダルローン審査について

ブライダルローンの審査基準と、カードローンの審査基準にどのような違いがあるのか?これは公表されていないですが、ブライダルローンの審査申込み時には「収入証明書」の提出が必須になっています。カードローンの場合は、ある一定額以上の借入れの場合のみに必要な場合がほとんどです。

勤続年数も1年以上ないと申し込めないブライダルローンもあります。

やはり、カードローンとブライダルローンを比べると、ブライダルローンの方が借入金額が大きい傾向があるので、審査はブライダルローンの方が厳しくなるのが通常です。

審査はブライダルローンの場合も、年収、勤続年数、職業、雇用形態、住まいの種類、年齢、過去の返済のトラブル、現在の借入れ件数、借入れ総額、その他によってトータル的に判断されます。

ブライダルローンは担保や保証人は必要?

通常のカードローンと同様に、ブライダルローンの場合も担保・保証人は原則必要ありません。銀行の場合は保証会社が保証することになります。また消費者金融や信販会社が提供しているブライダルローンも担保・保証人は原則必要ありません。

ただ、審査結果によって保証人を立てることが条件になる場合もあります。

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ブライダルローンを取り扱っている金融機関

ブライダルローンを提供している銀行や信販会社、消費者金融一部ご案内します。

金融機関によっては「ブライダルローン」という商品を提供する所もあれば、多目的ローンとして、結婚式や披露宴の費用も対象にしている商品を提供している所もあります。

チェックするポイントで重要なのが利用使途です。もちろんブライダルに関する利用目的でないとダメなのですが、金融機関によっては、例えば「新婚旅行」が目的の場合は審査に通らない所もあります。

結婚式・披露宴が目的の場合は、どのブライダルローンでもほぼ大丈夫ですが、それ以外の費用を目的にする場合は、かならず各金融機関の公式サイトでチェックするか、問い合わせしてみてください。

特に海外挙式を考えている方は要チェックです。

消費者金融アイフルのブライダルローン(目的ローン)

アイフルのブライダルローンの金利は13.0%~17.0%です。キャッシングに比べると上限金利が少し低くなっていますね。

アイフルのブライダルローンの借入上限金額は100万円です。担保・保証人は不要、必要書類は、本人確認書類と、利用使途がわかるもの(式場の請求書、領収証、予約確認書など)

また、アイフルの目的ローンは、デンタル、メディカル、出産、教育、自動車、引越、資格取得など、ブライダル以外の目的でもローンを組むことができます。目的によって借入上限金額や金利は違ってきます。

詳しくはアイフルの目的別ローンのページをご覧ください。

楽天銀行「目的型ローンブライダル」

楽天銀行が提供しているブライダルローンです。結婚式、披露宴、ハネムーン、ドレス代などブライダルに関連する目的でお金を借りることができます。

借入利率は「7.0%」、借入金額が10万円~300万円です。借入期間は最長8年4か月、担保保証人は不要です。

審査に必要な書類は「身分証明書」「収入証明書」「資金使途が確認できる書類」です。融資実行後も支払ったことが確認できる書類の提出を求められます。

ジャックスブライダルローン「プレシャンテ」

信販会社のジャックスが提供するブライダルローン「プレシャンテ」です。実質年率は6.5%~18.0%、支払回数は6回~最高84回払い、借入上限金額は500万円です。返済方法は銀行引き落としで、繰り上げ返済も可能です。

利用使途は挙式・披露宴費用のみで、ジャックスが提携している結婚式場のみのローンになっています。

ブライダルローンの申込は挙式の6カ月前から行うことができるので、早めに申し込んで審査結果を早めに知りましょう。

連帯保証人は基本的に必要ありませんが、審査結果によっては連帯保証人を立てることを条件にした貸し出しになる場合もあります。

三菱東京UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」

三菱東京UFJ銀行が提供する「多目的ローン」です。この多目的ローンは「結婚資金」はもちろん、保険適用外の医療費、楽器の購入代や旅行代金などにも使うことができます。
原則来店不要でネットから申し込むことができます。

借入金額は50万円~300万円、借入期間は6カ月以上10年以内、金利は変動金利で5.475%(2015年8月現在)、担保・保証人は不要となっています。

申込資格は、20歳~70歳、前年度の年収は200万円以上、勤続年数が1年以上の方で、保証会社(ジャックス)の保証が受けられる方です。

必要書類は、「本人確認書類」「健康保険証」「収入証明書」「資金使途が確認できる書類」が必要になります。

結婚式にかかる費用はどれくらい?

結婚式にかかる費用はゼクシィによると全国平均で、約333.7万円、招待人数は約72人だそうです。(※2014年)

結婚式の費用は、ほとんどの方が周りから援助してもらっているようです。新郎新婦2人の貯蓄額に、親からの援助やご祝儀が結婚資金になっています。

ただ、結婚式場への支払いは、結婚式当日の1週間~2週間前なので、ご祝儀を期待している方は、注意が必要ですね。ブライダルローンを一時的に利用して、ご祝儀が入ってきたら返済する方も多いのでしょうか?

詳しくはゼクシィの公式サイトをご覧ください。
各都道府県、エリア別に結婚式の費用の相場などを見ることができます。

⇒ゼクシィ(結婚式の相場)

また、ブライダルローンを選ぶ際のポイントなど詳しく書いてあるページを発見しましたので、シェアします。

⇒「ブライダルローン」選ぶならココをチェック(All About)

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